On the way to...

自転車や人間の身体?について書いてます

教えるのってやっぱり難しい

結構走れて心肺能力は高いんだけど、

膝関節でおもいっきり踏んでいたり、

腰が反っていたり、

肩甲骨が立っていたりする人たち。

 

ときどきこういう人たちを見かけるんだけど、

すごくもったいないなって思ってしまう。

 

おそらく、本来使うべき

腹横筋や内腹斜筋、前鋸筋などが使えてなくて、

体幹の安定性が得られないため、

腰が反って、骨盤が前傾し、

臀筋を使って股関節でペダリングする代わりに

大腿四頭筋を使って膝関節でペダリングしてしまう。

 

ペダリングだけでなく呼吸においてもあまり効率的だとは言えず、

その人が持っているポテンシャルが結構無駄になっていると思っているので、

ついアドバイスをしたくなる。

(自分自身もそう思われてるかもしれないけど(笑))

 

そしてそう言うアドバイスとかどんなエクササイズをしたらいいかとか、

きちんと教えたいので今まで勉強してきてるわけだし、

教えることによって、

こっちもいろいろ学べてさらに教え方を改善していくみたいな流れになれば、

双方ともにプラスになると思っているが、

 

やっぱり実際教えるってなるとなかなか難しい。

 

どこか屋内とか家とかでなら、

見本を見せて、注意事項を伝えてからやってもらって、修正して、

みたいなことがしやすいんだけど、

実際に練習してて、どこかで休憩中にとかになると、

その辺の路上で行うことになるんだけど、

どんなエクササイズをやればいいかとか、

せいぜいこっちが見本を見せられる程度で、

それ以上やろうと思ったら結構難しい。

本当は感覚を掴んでもらうところまでやりたいのだけど。

 

そして脇を締めて前鋸筋を使えるようにして、とか、

腹筋を使えるようにして、とか、

イメージを伝えてやってもらおうとするのだけど、

普段使えてないので、

意識してもらってもなかなか入れられない。

イメージとか比喩とかって、

やっぱり個人個人違うので、

どの表現がその人にとってフィットするか試さないとわからないし、

せっかく学んだのだから、

動きに制限をかけたり、何かしらの外部の目標を設定したり、

動かしたくない方向により力を加えて拮抗筋を働かせたり

って言う手段はもっと使っていかなくてはと思う。

 

この間、実際にあったことだけど、

前鋸筋をあまり使えてない方がいて、

その場ではいい前鋸筋の入れ方を思いつかなかったのだけど、

あとになって方法を思い出したっていう…

 

こっちももっと練習しなくては。

 

 

とか言いつつ、

金曜は左手の中手骨を固定してるワイヤーとボルトをとる手術なので、

今週末は走りに行けない予定であります(涙)

 

 

あと、2時間ぐらいとかのセミナーもやりたいんだよね…